放射線防護工事
- 放射線防護工事は、目地やコーナーなどのジョイント部分には鉛の継ぎ手を用います。
また、コンセントやスイッチボックス、扉ノブ、施設用の機器、ダクト、パイプの貫通処理等専門的な知識が必要になります。
放射線防護工事に際しては、必要に応じて遮へい計算を実施し、適切な防護材の仕様でご提案をいたします。
遮へい計算は、仮定した遮へい材料を計算値に入れ、漏えい線量を求めるもので下記の線量限度以下であれば容認されます。 -
X線診療室の画壁の外側 1 mSv 週 管理区域の画壁の外側 1.3 mSv 3月間 病室に収容されている患者が居住する区域 1.3 mSv 3月間 病院の人が居住する区域、敷地境界 250 μSv 3月間 - 遮へい計算は、医療法施行規則の一部を改正する省令の施行について、平成13年3月12日医薬発第188号厚生労働省医薬局長通知 を原則参考にしています。